モノノケ? モノカキ? もぎひろむの妖怪っぽい日々
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最初のipadが発売されたときに即購入して今は新しいのを使ってますが、ipadはもはや自分になくてはならないひみつ道具の一つです。こんな板一枚で大抵のことが事足りてしまい、(原稿書きは難しいですが)今は未来にいるなあ、と思います。
先日休刊になったぴあが創刊されたときは、なんて便利な本ができたのだろう! と思ったものですが、今は板一枚で様々な情報だけではなく予約までできて、道案内までしてくれるわけですから。
今さらですが、携帯やスマホ、デジカメなど、未来ってすげーな、と時々、過去の人に立ち戻っては感心しているわけですが、これらは全部電気が必要なんですよね。気が付けば、電気は社会生活における血液そのものになっていました。
震災に伴う原発事故は、そういう意味での吸血鬼の存在をも露わにしました。もはや電気無しで人が生きられないのなら、これはもう利益だけで考えるべき物ではないと思ったりします。
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金環食、スカイツリーのオープンと立て続けに、お空に絡んだイベントがありました。
空は、遠い昔から手の届かぬ果ての無い憧れであると同時に、それがゆえに畏怖の対象でもありました。
天国が雲の上にあるイメージも、そういう深層心理からなのでしょう。
妖怪にも、天候から変じたものや、飛行物の妖怪はあっても、空そのものが妖怪化したというのはあまり聞きません。逆に大地はしょっちゅう妖怪化するんですが。
夕暮れに振り返ると、暗くなった東の空を覆い尽くすように人の顔が映し出された、というのがあった気がしますが、それでも半分(笑)
人の想像の壁を飛び越えられないからこそ、神しか住めないのかも知れませんね。


人間以外の動物などを人間に見立てることを擬人化といいますが、とりわけ日本人はこの擬人化が大好きなようで、最近のオタクシーンでは外せないジャンルです。
試しに「擬人化」で検索すると、それはそれはたくさん出てきます。
動植物は言うに及ばす、鉄道から、なんとまで!? 更にOSコンピュータ言語の擬人化に至っては、もはや敬服するしかありません(笑)

こんな自由な発想が出来るのは、やはり古来の「つくも神」からの流れなんじゃないかと思ったりするわけです。

また、この「つくも神」のように万物に魂が宿っているという考え方を「アミニズム」と言ったりしますが、実は「アニミズム」って「アニメーション」の語源でもあります。
世界を席巻する日本アニメのパワーというのは、意外にこんなところにあったりして?
なんとか、ちょっとだけ落ち着きましたが、まだ今週中の締め切りが二つ……(泣)
思わず現実逃避に妖怪話を。

日本の妖怪の種類というのは、世界でも類を見ないほど数が多いと言われています。
その日本妖怪の特徴の一つに、単なる「」が妖怪化してしまうものがあって、これを「つくも神」と言います。
つくも神は、九十九神付喪神と書き、道具や物などに魂や精霊が宿る現象で、稀に動物などの生物も含まれるようです。
長い年月を経た物に魂が宿って妖怪化するパターンは、すべてこれに含まれます。一番有名なのは、私も姿を借りている、「からかさオバケ(傘化け)」ですね。

妖怪なのに神? と言われそうですが、神と悪魔という風に分別する西欧とは違い、古来日本人は人知を越える存在を神扱いしてしまう習慣があって、その境界線はかなり曖昧です。
そのため、人を化かす狐が、「お稲荷様」として崇められたり、河童が地方によっては「水神」だったりするわけです。

この辺のアバウトな民族性は、今もしっかり受け継がれていて、正月に神社にお参りをして、クリスマスを祝い、お葬式は仏前だったり……と、枚挙にいとまがありません(笑)

ここ数日報じられているイスラエル空爆のニュースなどを見てもわかるように、宗教というのは必ずしも人を幸福にしませんし、この日本人の適当さはむしろ美点だと個人的には思っていたりするわけですが。
今の時期は、一年間で一番日が短いので、犬の散歩をしている間に、気がつくと辺りがすっかり薄暗くなっています。
昼と夜の間の、この時間帯は、逢魔時(おうまがとき、大禍時とも書く)と呼ばれて、死んだひとに出会ったり、後ろから魔物が声をかけたりすると言われています。

この時間帯を「黄昏(たそがれ)」と言いますが、これは元々「誰そ彼」と書き、明け方の場合はこれをひっくり返して「彼は誰(かわたれ)」と書きます。
もともと薄暗い時間帯の総称が、「かわたれ」で、朝と夕を区別するため夕方のほうを「たそがれ」と呼ぶようになったそうですが、どちらも「あそこにいるのは誰か?」という意味で、人影は見えるが顔の識別までは出来ない薄暗い時間帯のことを指します。

街頭など無かった昔は、もっと暗くなると人影も見えなくなってしまいますから、誰かがいるのは分かるが誰だか分からないという半端な状況は、逆に人々の不安を煽るのかも知れません。

そんなことを思いながら、薄暗いお寺の壁の横を歩いていると、ふいに犬が立ち止まります。
これは別に、不思議でも怖いことでもなく、うちの犬はいつも決まってここでウンチをする癖があるので……。
うちの近所は大きなお寺や神社が多いのですが、お寺の横で、それも黄昏時に犬の糞の始末というのは、やっぱり、気持ちのいいものじゃありませんね(笑)


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年齢性別不明。しがない物書きオバケです。
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南条アキマサ先生(多謝)

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